ソクラテス同様、アルケシラオスは何も書き残さなかったため、その主張は後世の
キケロ、
セクストス・エンペイリコスらの著作から推量するしかない。たとえば、キケロは、アルケシラオスの教えは「彼は何も知らない、彼自身の無知さえも」という文句の中に要約されていると言っている
[キケロ『アカデミカ』i. 12]。アルケラシオスは世界の
真理を見いだす
感覚の力を疑っていたが、真理それ自体の存在を疑ったかどうかはわからない。
・public domain by William Smith (1870).