ハト派・タカ派には、必ずしも明確な基準はないが、一般的には
外交・
安全保障政策などについて穏健な考えを持ち、そういった政策を支持している人々をハト派とよぶ。かつては、鷹=武力による解決、鳩=対話による解決、と説明されることが多かったが、現代では武力を用いることが少ないため、単に比較的「穏健」「慎重」と思われる姿勢を「ハト」と称することが多い。
日本国内では現在ではそれほどでもないが、
護憲勢力などが強大だった1980年代以前は、もっぱらタカ派がレッテル貼りで使われたのに対し、ハト派は「
平和主義者」などのポジティブなイメージを伴って用いられた。1990年代後半以降は、日本社会の保守化傾向に伴って、保守勢力からは「
左派」、
右翼勢力からは「
売国奴(ハト派は利権絡みで外国に媚びているという主張に基づく)」といったレッテル貼りをハト派が受けることも少なくない(前述のように本来は右派・左派と、タカ派・ハト派は別のものである)。