フランス革命暦 wikipedia|無料辞書
◆ 概要
1793年、
フランス革命政府は、
カトリック色の強いグレゴリオ暦を廃止して新たな暦法を制定した。この暦法では、1年は365日で、革命政府が指定した年が別に
閏年となった。1
年は12か月、すべての
月は30
日で、あまった5日(閏年は6日)は年の終わりに置いて休日とした。さらに1か月を10日ずつ3つのデカード(d?cade。
週・
旬とも訳す)に分け、従来の週 (semaine) と
七曜を廃止した。さらに混乱を生じたのは、年数を共和制宣言の行われた1792年9月22日から数え、さらに年初もこの日(グレゴリオ暦で9月22日に相当する日)にしたことである。
この暦法が大失敗に終わった理由として必ず挙げられることに、暦だけでなく時間の単位も変更したことがある。フランス革命暦では、1週は10日、1日は10時間、1時間は100分、1分は100秒とすべて
十進法が使われた(
十進化時間)。合理性を追求したためだが(実際、同時期に考案された
メートル法は十進法を採用して大成功している)、これまでの生活習慣と大きく異なるものであった。
この暦は大変に不評で、特に七曜に慣れた国民にとって苦痛であったため、
1802年3月31日より七曜が復活した。さらに
ナポレオンが皇帝となった2年後、共和暦14年Niv?se10日の翌日を
1806年1月1日として革命暦は廃止され、元のグレゴリオ暦に戻った。これには
カトリック教会との和解という目的もあった。
◆ 月名
秋は
-aire,
冬は
-?se,
春は
-al,
夏は
-idor と三か月ずつ
脚韻を踏んでいる。
#
[外部リンク]秋 Vend?miaire ヴァンデミエール(葡萄月):9月22,23,24日〜
#
[外部リンク]秋 Brumaire ブリュメール(霧月):10月22,23,24日〜
#
[外部リンク]秋 Frimaire フリメール(霜月):11月21,22,23日〜
#
[外部リンク]冬 Niv?se ニヴォーズ(雪月):12月21,22,23日〜
#
[外部リンク]冬 Pluvi?se プリュヴィオーズ(雨月):1月20,21,22日〜
#
[外部リンク]冬 Vent?se ヴァントーズ(風月):2月19,20,21日〜
#
[外部リンク]春 Germinal ジェルミナル(芽月):3月20,21日〜
#
[外部リンク]春 Prairial プレリアル(牧草月):5月20,21日〜
#
[外部リンク]夏 Messidor メスィドール(収穫月):6月19,20日〜
#
[外部リンク]夏 Thermidor テルミドール(熱月):7月19,20日〜
#
[外部リンク]夏 Fructidor フリュクティドール(果実月):8月18,19日〜
末尾は、該当月1日のグレゴリオ暦でのおおよその日付を示している。葡萄月1日は、グレゴリオ暦では9月22日か23日か24日にあたる。
◆各日の名称
フランス革命暦では、すべての日付に名がついていた。各日につけられた名称は、五曜日は家畜、十曜日は農機具、そのほかの曜日は植物の名にちなむ。
◇ 秋